◆不動産倶楽部　設立の背景

不動産倶楽部の設立にあたっては、３つの理念がございます。

１、不動産の流通を促進させる
２、1人でも多くの富裕層を創造する
３、ストック型不動産への移行に寄与する

　１については、売主と買主の高レベルでのマッチングが鍵になると考えています。
現在の不動産市場では、仲介会社が情報を握っており、買主は無料にて不動産情報を取得できます。
しかし、ここに最大の落とし穴があります。それは情報操作です。
分かりやすい事例を挙げると、不動産を販売する時、レインズという不動産データのサイトに登録をします。（一部除く）
要は、ほとんどの物件はこのサイトに掲載をされていることになります。しかし、そのサイトは一般公開されておらず、不動産会社しか見ることが出来ません。
この時点で、不動産会社が売上を作るにあたって都合の良い情報しか開示されてないことは簡単に想像が付くと思います。
レインズに登録されていない情報は更に情報統制がされています。
　そこで、不動産倶楽部が考えることは、せめて不動産価格は表価格ではなく、仕切値と呼ばれる裏側に存在する本当の価格を提示すること。
そして、会費を払ってでも、不動産を売りたい！　不動産を買いたい！という本気度の高い売主・買主をレベルの高い情報を通してマッチングさせる事と考えました。
不動産を安く買って、浮いた資金を次の物件の頭金にする。
そういった良いスパイラルを循環させることで不動産流通を促進させます。

　２については、夢や希望が少ない現在の日本に寂しさを感じています。
戦後の復興から、高度経済成長期、バブルと辛い事もあったでしょうが、夢や希望が溢れていたと思います。
現在の日本はOECD加盟国の中でも、子供の貧困率が最悪と言われています。
ご存じない方も多いでしょうが、子供５～６人は１日１食しか食べられない国。それが今の日本です。
また不動産の価値も先進国の中で、非常に低くなっています。
この事実を、良い面で考えるとイールドギャップ（利回り－長期金利）が高く、利鞘で儲けることが出来ます。
不動産倶楽部では、不動産を安く購入することで更に儲けを増やすことが可能となります。
安く買うという事は、次の物件が買いやすくなったり、利回りを上昇させる効果もあります。
また、会員サービスのリフォーム費用や建築費用の割引等を利用することでランニングコストも抑えられ、更に運用利回りは改善が可能です。
これにより、現状よりも早く物件取得を進められ、富裕層への道を早める手助けになると考えています。
富裕層は、より富裕層に。
中間層は、富裕層に。
この手助けが出来るよう、割引物件の情報数を充実させていきます。

　３については、ある意味日本の不動産の弱点だと思っています。
ストック不動産とは、新築することよりも修繕等を行い、建物を長持ちさせることです。
欧米の方と不動産を見ると築４０年の物件を見ても、古さを気にすることはありません。
ヨーロッパはもとより、アメリカさえも築１００年なんて当たり前で、古いものに価値を見出しています。
ただし、生活空間である内部は最新の設備を設置し、快適な生活を送っています。
リフォームをすることで価値を高めて、買う側もその価値を認めているのです。
例えばオーストラリアでは、平均８回家を買い替えると言います。
売却で得た利益に対して非課税という税制も関係していますが、買主はリフォーム価値を認めているので高くても購入します。
新築するには大量の木材を利用したり工事を行う事で、環境に良くないと言われています。
ストック型に移行することでCO2の削減にも繋がりますし、新築する度にローンを組むという親子間でずっとローンを抱える不都合とも決別できます。
確かに新築は気持ちも良いですし、建築することの楽しさがあるので否定はしませんが、古さを生かして価値を出す。
最近は古民家や古いマンションをリノベーションで再生するという方も増えていきました。
こうした事を推進していければ幸いです。

　不動産倶楽部は会員様に支えられて運営をしております。
皆様1人1人がご参加頂くことによって、消費を増やして経済を循環させたりと、1人では出来ない流れが出来ると思います。
まずは、安く不動産を購入し、貴方が得をして下さい。
その先に当倶楽部の想いが実現できると信じております。